旭橋と旭門
 かつて、城の南側の桜の馬場の南中程(現在の南西隅)に大手門がありましたが、寛文11年(1671年)頃、三の丸に藩主の住居である旧披雲閣が建てられたため、これを廃して新たに東に旭橋を架け、旭門から出入りするようになりました。
斜めに架かった旭橋の構造は、敵の直進を防ぎ横矢をかけるためだそうです。

 旭門を入ったところにある巨石を積み重ねてつくられた枡形は、攻め込んだ敵を包囲したり、攻め出すとき、中に兵士を並べてその概数を知るためのものだといわれています。枡形の北面には埋門があり、南側には太鼓御門がありました。
今では西門が玄関の役割をしていますが、城郭の雰囲気を味わうには
 東門からの入場が絶対にお薦めです。 

(東門には普通車が57台収容できる無料駐車場をご用意しております)