水任流
英公様追悼游泳祭のご案内!

と  き :6月、第一日曜日
ところ :玉藻公園内濠
主 催 :高松市指定無形文化財 水任流保存会
後 援 :高松市教育委員会・高松葵ライオンズクラブ
≪水任流とは≫
 水任流泳法は、高松藩祖松平頼重公が讃岐へ移封された直後から、讃岐は海辺の国なれば水練は
武道の一班として藩士に修練させようと、翌寛永20年(1643)、今泉八郎左衛門盛行に命じ
て大的場堀溜海岸で藩士に伝習させた泳法で、水戸藩の水術である水府流を源流とし「高松御当所流」
と呼ばれ毎年夏には大的場水練所において藩主の上覧が行われ、藩の水練として奨励しました。

 明治維新以後、星野平次郎が、大的場において行われていた御当所流泳法を、古典の「善游者任水」
と言う言葉より「水府流水任游泳術」と名付けました。優雅な游を特徴として、横体泳ぎに使う煽足
(あおりあし)は、「水任流の逆煽足(ぎゃくあおりあし)」と言われ、現存する日本泳法12流派
の中でも独特のものです。この泳法には、肱抜手游(ひじぬきておよぎ)・棒抜手(ぼうぬきて)游・
両熨斗(りょうのし)游など、立体・横体・平体の泳法があります。特に肱抜手游は、他流で言う所
の御前游であり、水任流最高の游であります。